Archive for the ‘2005年サイト 新着記事’ Category

第3部のコーディネー、きくちゆみさんが、1部の途中から2部の最後までのメモを取っていてくださいました。
 シンポジウムの模様を早めにお伝えしたいため、以下、校正をしないでそのまま掲載させていただきますが、後に内容を修正する場合もあります。あらかじめご承知ください。

05112720(38)

今日(あ、もう昨日ですね)のシンポ、大盛況でよかったです。準備に
心を砕いたみなさまに心から感謝します。200名をゆうにこえていま
した。テーマもシンポジストもスタッフの働きも、お天気も、どれも素
晴らしかったです。

1部の途中から2部の最後までメモを取りましたので、参加できなかっ
た人のために分かち合います。第3部の対話集会は自分がコーディネー
ターをしていたので、ありません。最初のほうは、まだこのメモをつく
ろうと思っていなかったので、ちゃんと取れていません。また、小林先
生のこのシンポの意義などについてはすでに発表されたものがあります
ので、そちらをご参考ください。聞き間違えや勘違いなど多々あると思
います。ご指摘ください。

きくちゆみ
====
第1部:公共的霊性と地球的平和について

小林正弥(千葉大):

稲垣久和(東京基督教大学):キリスト者(プロテスタント)として:ガン
ジー、そしてキング牧師、モテゴメルーのバス運動。最後の演説、暗
殺。そしてフランチェスコのメッセージ。

島薗進(東大):学生運動が暴力的に終わる。宗教とは距離を置く。い
ろんなことを研究している。宗教学。すばらしいのはアフリカンアメリ
カンの教会。音楽のすばらしさ(ゴスペルなど?)。多様な考えが多様
なまま存在するのが平和

斎藤謙次(新宗連):あたらしい宗教団体の連合会の職員をしている。普
段は発言しないが山脇先生のお誘いできた。熊野古道を歩きたかったが
できなかった。山形から戻ったばかり。日本中企画や集会で旅してい
る。日本中をあるくのが自分自身のスピリチュアリティを高める気がす
る。
川面凡児。「霊性はスポンジの玉。そこに?を吹き込むことによって霊
性を高める。」100年以上まえに公共的霊性を追い求めた先駆者。戦
後の日本:貧、病、争が新宗教の原因。貧しさはだいぶ克服されてきて
いる。病気(高齢者の介護も含む)、争いは相変わらず。霊性は危ない
ものではなくいのちのあたたかさを感じるもの。やさしさ、癒し。人間
が行くていくのになくてはならないもの:霊性。霊性の中野一つの働
き。ゆるやかなつながりの中で難民や災害被災者の救援をしている。
NGOとも連携。最貧国6億人の資産をトップ3国で持っている。26億
人分の資産をトップ200人がもっている。そういう時代に生きてい
る。やさしさ、あたたかさを返す場面が必要。
ハンスキューム:地球人間宣言。(この人おもしろい!)

吉田収(東洋大学):元会社員。ベトナム戦争の写真を見ていたたまれ
なくなって、会社を辞める。東洋の和や縁起の思想をアメリカ人にわ
かってもらいたい、と思い、大学に戻り学ぶ。インド哲学や仏教を学び
35年になる。セントルイスに禅センターを開き、アメリカ人に禅を教
える。今は日本と半々。「アメリカにいって平和をと思っていたら、日
本が平和じゃなくなっていく」なんとかしなくては、という関心も高
まっている。心がなくなり、物と力に偏る、エゴイズム、環境破壊、戦
争。エゴを越えてエコ。国家や企業を越えて、人間も越えて、植物、一
切と共に生きなくてはいけない。大きな曲がり角、精神革命。仏教は2
500年前に出来た。平和に目覚めなければ死と絶滅に向かう。仏教と
は「目覚めたものになる」こと。法に目覚めて生きるもの。悪夢から目
覚めたもの。自我、国家、儲け、にとらわれていると目が覚めてない。
群盲象をなでる、のことわざ通り。目をさまさなければ解決できない。
150億年前のビックバン、40億年まえにいのちの誕生。そして今。
遺伝子は同じ。相手を殺す、他の生命を痛めるということはありえな
い。すべてがつながっている:大網(たいもう)という。その結び目に
は水晶の玉。そこにすべてが映る。私たちはすべてのいのちによって生
かされている、本当のいのちは宇宙全体がいのち。因縁生起。座禅をす
ることで目覚める。人間だけが言葉を持ち、嘘をつく。樹はうそをつか
ない、人殺しもしない。樹のいのちは8000年も続いている。そこに
座る。なにもゆらがない、戦争とかイデオロギーとかにゆるがない平和
を築ける。それをお釈迦様が教えてくれた。業、欲、は戦争や環境破壊
につながる。殺すな、盗むな、嘘を言うな。
ーーーーーー
吉田:あらゆる宗教が共に会って友になるのが理想。弥勒菩薩、マト
レーヤー、マスター、ミスラー、メシアは共であり友。

稲垣:霊のはたらきはいのち、だと思う。スピリチュアルであること
1、対神、対仏(対超越) 2、対他者、対人関係。3、対自然。自然
との共生、の3つのレベル。3つとも大事。

小林:和して同ぜず、ということば。霊性をめぐる宗教間対話が大切。

稲垣:WHOの定義する健康:身体的、社会的、精神的に良い状
態。そしてスピリチュアリティにおいても良い状態。(1999年)。
稲垣は人間の根源にあるもの、と理解している。生老病死。根源的喜び
や悲しみや苦しみとか。危険ではない、もっと公共の場で議論をしてほ
しい。

小林:オウム事件はまだスピリチュアルのことがプライベートな領域
だった。ここからもっと公にしていきたい。宗教を越えた、あるいはす
べての宗教に共通する何かがある、そのそこに普遍的な何かがあると思
い、この言葉を使った。地球的倫理、といってもいい。

斎藤:霊性とカルト。オウム真理教の原因は自分たちだけの霊性(内閉
化)。霊性を深める一方で、内閉化しないことが大事。WHOでは
アフリカ、南米からはスピリチュアリティについての規定をいれるとい
う提案があった。公共的霊性についての世界的認識の高まり。

小林:オウムから学ぶもの。手法が暴力的だった。革命を起こそうとし
た。平和、非暴力とは逆。
内側は固める:ナチスと一緒、全体主義的霊性。人間一人一人の自由や
個性を尊重しないかぎりスピリチュアルにはなり得ない。スピリチュア
ルなヒューマニズムが大事。

質疑応答:物欲、禁欲、我欲から解放されることが今の問題の解決。

対話をあきらめたら暴力しかない。なので、対話をあきらめない。ロゴ
ス(論理、言葉)と霊性は深く結びついている。

====
第2部 コーディネーター:上村雄彦
比嘉良丸さんの祈りと歌、辰巳玲子、星川淳、山川亜希子

辰巳:ランドアンドライフという名前で「ホピの予言2004年度版」
の上映会を去年から始めた。神戸から。ホピとは平和の人という意味。
最も古い歴史を持つネイティブアメリカン。偉大なる精霊からの教え。
88年2月に「ホピの予言」と出会う。「ああ、とうとう自分を明け渡
さなくてはいけないときがきた」と感じた。本当の自分を生きる、とい
うときが来てしまった。そうでなければこれからの世界はたいへんに
なってしまう、というメッセージを受け取る。原爆が起きて3年後、ホ
ピの長老が会議。自分たちの教えの「肺の詰まったひょうたん」、とい
うのが広島、長崎の原爆だった。ホピのトウモロコシの種まきは男の仕
事。これはいのちの交わりと同じ。乾いた大地に棒で穴を掘り、湿った
大地に到達したところで種を落とす。男女と同じ。ホピは母なる大地と
交わり、それでいのちをつないできた平和の民。

星川:911以降、「非戦」を書いたり、平和を求める翻訳者たち、を
立ち上げた。スピリチュアルなことは表面に出さない、強調しないよう
にしている。こういう場は苦手。環境問題では自分が変われば世界が変
わる、と言うけど、変わらない。河を汚すことをやめないと、変わらな
い。今の時代は密室で瞑想しても変わらない。自然界に対して病んだこ
とをやっていることが、人間の心身に現れている。1995オウム真理
教の事件。そのときは衝撃は受けなかった。よくあとから考えると、自
分にも責任を感じるようになった。ラジニーシの教えは麻原がぱくって
いた。自分はラジニーシの教えを受けていた。自分の訳していたものと
重なる。なぜああいうものを生み出したのかと考え、反省するように
なった。答え:仏教界やインド系の教えを学んでいる人には怒られるか
もしれないが、インド系の宗教性の中には、この世界を悪、汚らわしい
として解脱しようとする。解脱のために修行するのは、根強くある。こ
の世界は正念場ではない、とする。なのでカースト制があってもなんと
もしない。環境が悪くなっても変えようとしない、オウムのような「ポ
ワ」して悟りの世界に行かせてしまうという考えを生みやすい。もちろ
ん、仏教の中には大乗仏教もあるが。この世界を本当には愛しきらな
い、大事にしない、というところがあると感じるようになった。

この世界はここにしかない、この世界を愛する、という先住民の考え方
に惹かれるようになった。もちろん東洋の教えにもいいものがある。キ
リスト教の中にもいいものがある。ただ人間が利用していいという考え
はだめ。東西南北のすべての伝統から学び、おかしいものはおかしいと
して疑問をもってみることが大切。

簡単にうなづかない。疑問を持って問う、深い問いを発し続けることが
大事。

山川:今回のパネラーの中で一番年上、でもこういう関係のことをはじ
めて、20年ぐらいしかたっていない、翻訳をして、それぐらい。仕事
では星川さんは大先輩。ちょっと緊張する。昭和18年生まれ。爆撃を
覚えている。沼津に疎開。沼津に焼夷弾を落としている。母がほうきで
焼夷弾の火を消しているのを覚えている。B29の音を覚えてい
る。家の中を逃げ回る。でも無事生き延びた。幸せになるにはお金や物
があればいい、という考えで育った。経済成長とともに幸せになる、と
思った時代。それにどっぷりつかっていた。若い頃、精神世界など考え
たこともなかった。いい大学を卒業して、いい会社にいって、女性なら
いい男性と巡り会って結婚すればいい。

40歳のとき、急にあるワークショップに参加して、夫が「おまえはそ
のままじゃだめだ」といいだした。自分は外ばかり見ていた。自分がよ
くなるには、何か身に付ければいいと思っていた。知識なり、なんな
り。それがうまくいかない。あなたは何ですか、あなたは誰なんです
か?自分自身を知れば、それが一番大事。何もつけなくてもいい、と知
る。

アメリカに1982年に渡り、自分の真実の探求が始まる:自分は宇宙
と一緒。あなたがあなたを愛さなくて、何がおこるの?という学びにい
たる。それから不思議なことが起き始める。世界銀行に勤めていたと
き、ベトナム人に出会い「あなたがたは人々をリードする仕事を始め
る」と言われる。84年、シャーリーの「アウトオンナリム」に出会
う。魂が震える。これが私の知っていたこと、知りたかったことが全部
書いてある。その本を訳すことになった。「自分は誰?」この世界には
見えないものがある、という気付き。ピースボートに乗って出会った若
い人はとてもよかった。実行力があり、思ったことを実現してしまう。
平和を実現するには・・・1日にひとりが一人に平和のことを伝えてい
けばいい。一人がそれぞれ働いているのが今。私は楽観主義。

比嘉:沖縄から本土へきて、半月は巡礼している。巡礼と神事はわけて
いる。神事は地震や災害をおさめたいからする。すべての人が神の子。
すべての人に本当の神、自分自身の心とつながる。一番大事な足下を見
てから、精神世界に。自分自身の人生を歩むことが大事。心の目で見
る。宇宙の神、大地の神が怒り、地震や津波を起こしている。沖縄の聖
地で感じること。ひとつのいのちに対してどれだけ多くの奇跡を起こし
ていくか。人間が自分の歩む道を歩むこと。地震や津波は裁きではな
い。地殻変動機に入っている地球。本当の豊かさ、本当の平和を考える。

上村:第2部はスピリチュアルに生きることを実践をしている人ばかり。

星川:自然であること。自然というのは自分の外のことを考えがちでけ
ど、自分自身も自然。皮膚との境目なく自然を大事にすること。第1部
を聞いて思ったのは、どれも昔から語られてきたこと。必ずしもこの瞬
間のこの地球に、世界に通用するのかな、という疑問。たとえば60年
前にああいう戦争をして、あのときも仏教やキリスト教や神道も日本に
あったのに、ああいうことをした。宇宙、世界はこの瞬間瞬間に新しい
先端にいる。これまでのことは参考になっても頼りにはならない。疑う
ことが大事。今何が必要か、は後ろ向きでなく、クリエイトするしかな
い。自己、エゴ、という話しが出たけど、40年間考えてきたけど、そ
んなに気にしなくてもいい。自我というのは世界と向き合ったときにそ
う見えること。なくさなくても消さなくても、いい。ディープエコロ
ジーは自己を広げる。自分が宇宙。自我。

辰巳:スピリチュアリティという言葉は使って来なかった。私はつなが
りあう関係の中で自分が生かされていることが、わたしにとってスピリ
チュアルに生きること。特別なことではない。本当に身近に、足下にあ
る。平和もスピリチュアルという言葉を使わなくても、そう生きている
人はいる。山の中の90歳のおばあさん。畑をして暮らしている。90
になってもすばらしいといったら、何気なく、働いて生きるってあたり
まえのことじゃろ、といった。そういうあり方がすごくスピリチュアル
だと思った。特別なことのように思われがちだけど。たけしの番組の中
で超常現象というテーマで、ホピの予言を使わせてくれ、と言われたけ
ど、断った。本当に自分らしく生きるときに、自分だけでは生きられな
い、つながりの中で生かされていくということがわかっていく。ネイ
ティブの人たちはよく知っている。

山川:人は好きなように生きればいい。ワンネス、つながりを感じる。
宇宙、自分が宇宙の一部。すべてとつながる、という感覚が生まれたと
き、自分自身もそれ以外も大事にするものになる。生き方が一瞬一瞬に
集中していく。ひとりひとりのやり方でいい。お水のこと、食べ物のこ
と、そんな感じで。当たり前に生きる。普通に生きるということが私の
プロセス。

星川:スピリチュアル:対立しない、戦わないことがスピリチュアル、
というのがあるけど、そうではない。表面的な平和を乱さないことがス
ピリチュアルではなく、本当に自分自身でありきることこそがスピリ
チュアル。間違っていると感じることは間違っていると主張する。暴力
は否定するけど、たとえば自然を守るときに摩擦を恐れては行けない、
そういう勇気。

山川:私はふにゃっとしているほうだけど、とてもスピリチュアルな山
田せいさんなんかが石垣島の空港に反対。時にあ反対もするのも大事。
間違えてしまったことを、謝ることも大事。スピリチュアルなこと。

比嘉:平和と創るということは、平和な実践の中から。自分のことのよ
うに相手のことを思いやることからしかない。

星川:車の両輪のように思う。平和を創るためには片方には緻密な分
析、国際情勢、批判など理性の働き、社会性のようなものをシャープに
やらなくてはならない。研ぎすまされて的確な行動。同時にもう片方の
車輪には、自分の中、自分と人、自然という関係の中で心のあり方が大
切。スピリチュアルな目でシャープに見る。そこでバランスを崩さな
い。第1部でもあったけど、政治運動に偏ると暴力に走る。理性と心は
離れているある種別々のもの。両輪はどちらもしっかりあって、ある程
度離れている必要がある。じゃないと一輪車のようになってたおれてし
まう。

辰巳:両輪、バランスという部分。私自身は運動をやっているというつ
もりはない。ホピの予言に出会ってアメリカに渡った。大地といのちを
癒すためのランニング、に出会う。ランが祈りなら、私にも出来る。走
るのが祈りであるのなら、自分にできること(辰巳さんは陸上選手、ラ
ンナー)。ピースウォークで歩き、60日間オノンダガからサンフラン
シスコまで走る。肉体の痛みを越えていく。自分の肉体の面での浄化。
心も浄化。あるいは大地を感じて自然を感じて、自然とか大地や風を感
じていく。それが祈る。平和を祈ること。平和運動の中でピースウォー
クがことばだけでなく、自分の体が自然と呼応している、というのを感
じることができる側面がある。二つの側面を体験できる。そのために
ピースウォークはとてもいい。

山川:平和が目的でこういう世界にはいった。1985。xxxx?
のワークショップで彼が「僕は2000年までに愛と平和の世界を創る
ことが私の目的です。」瞑想を通じて、宇宙と自分がひとつだという体
験をすることで、それを実現しようとした。私も同じことをしようとし
ていた。あるときは政府と戦うことも必要。山田せいさんのように。イ
ラク戦争反対のデモで日本では5万人。他国では100万人。日本では
関心が低いのかしらとがっかりした。そういう行動も時には大事。でも
自分自身がすべてとひとつなのだ、ということに気付くことが大事。平
和運動がいい方向に向かうのにそれが大事。

比嘉:沖縄では旧暦を大事にしている。すべて行事は旧暦。旬のものを
食べる。祈りは当たり前。豊作を祈る。

山川:呼吸。深呼吸を1日3回。

辰巳:Let it happen.ことはタイムテーブル通りは動かない。起
こっていくことにまかせる。人知を越えたところで起こっていく。今、
今、今に生きることが意識的にできればいいかな。時間があるので、そ
うはいかないけど。ホピは平和という意味。謙虚である、忍耐強い、や
さしい、一つのところから生まれた、といういことを含んだ平和、平和
に満ちた人々。平和には忍耐も謙虚さも必要。自分の周りから実践でき
ること。最近のスローライフというのもていねいに接する、誠実に接す
る、ということもスピリチュアリティに通ずる。

上村:質問にうつります。
=会場からの質問、多数=
吉田:自分を明け渡すときと明け渡さないときの基準。
田口:ネイティブの生活について聞きたい。母系性の社会?財産の相続
とか恋愛も違う?子育ては?
ザキ:星川さんが一部の話しは古い、それで有効なのか、と言った。そ
の新しい何か、とはどういうもの?

比嘉:沖縄の慰安施設。白人しか入れない、差別の酷い時代1950
年。沖縄の戦争については10分なんて時間ではとても語れない。
=========
星川さんが、「こと環境問題や戦争などに関しては、いくら祈ったり瞑
想しても、環境破壊(あるいは戦争)という行為をやめない限り、現実
は変わらない」という主旨の発言もありましたが、どこでの発言かメモ
を取り忘れました。まったく共感します。3次元での現実を変えるに
は、水や空気や土を汚すことや、武器を使うことをやめないと、現実は
変わらないですよね。

最後の対話集会では会場からも活発な発言がありました。十分な発言が
できずに(2回目の発言ができなくて)気分を害されて帰ってしまった
方もいまして申し訳なく思いました。今後の課題です。みんなにひとり
でも 多く発言してもらうことと、対話をより深めていくということの
両立が難しかったです。

3部の最後の一言で、日本山妙法寺の石橋行受さんが「この世にはカル
マの法則、縁起というものがあります。ーすれば、ーされる、ーには自
分で何か言葉をいれてみてください」という言葉をくれたときに、会場
で星川さんが「愛すれば、愛される」と小さな声で言っていたのを、私
は今日のシンポジウムから持ち帰りました。

この地球のどこで新しいいのちが生まれても、そのいのちが生をまっと
うできますように。今の地球ではあまりにも多くの子どもたちが毎日毎
日飢餓で亡くなり、戦争で殺されています。変えたいです。おやすみな
さい。

家族の平和のために(子どもたちが限界でしたので)懇親会を失礼し
て、鴨川に戻りました。

ゆみ

きくちゆみのブログ http://kikuchiyumi.blogspot.com/
911ボーイングを探せ http://www.wa3w.com/911/
テロリストは誰? http://www.wa3w.com/
Harmonics Lifeセンター http://harmonicslife.net/
Global Peace Campaign http://globalpeace.jp/
Yumi’s English Blog http://yumikikuchi.blogspot.com/

05112720(23)

シンポジウムスタッフのみなさま、
「スピリチュアリティと平和」シンポジウム、本当にお疲れさまでした。そして、大成功おめでとうございます!!

シンポ4日前で売れていたチケットが86枚。一体どうなることかと心配しましたが、みなさんが精一杯ベストを尽くしてくださったおかげで、当日の参加者はなんと200名を越えました! スタッフ、ボランティアスタッフ、出演者もあわせると、ざっと総勢240名の超満員御礼。会場は熱気で一杯になりすぎて、窓を開けて外の風を入れていたほどでした。資料も、椅子も、追加に追加を重ねました。

もちろん、シンポジウムの成功は入場者数だけではありません。内容的にも素晴らしいものでした。詳細については、きくちゆみさんが記してくださっていますが、第1部の研究者、第2部の実践者によるパネルディスカッションともに、パネリストのみなさんそれぞれが、「自分が一体誰で、どんな考えを持って、何をしているのか? また、今のような考え方や生き方をするようになったきっかけはなんだったのか?」などご自身の体験を率直に話してくださり、とても親しみやすく、興味が持て、参加者との距離がグッと縮まりした。

第1部では、「スピリチュアリティ」、「公共的霊性」という概念を学問的に真正面から、しかもさまざまな宗教の立場から議論し、「スピリチュアリティ」が公共の場で議論される重要性や、緩やかなネットワークでつながっていくことの大切さ、「地球的平和」との関係が明らかになりました。

第2部は、沖縄のカミンチュ(シャーマン)比嘉良丸さんの祈りと祝詞から始まりました。彼からは、スピリチュアル以前に、まずは身近にいる人、家族、仲間と仲良く、平和に暮らすことの大切さや、心の目で世の中を見る大切さ、自然の中で、お互いに思いやって生きることこそが本当の豊かさであることなどを学びました。

辰巳玲子さんからは「自分を明け渡す」ことが「本当の自分になる」こと、アメリカの先住民ホピ族の精神文明(感謝すること、祈ること、押しつけないこと、謙虚になること、忍耐強くなること、すべてとつながっていることを意識すること)、丁寧に、誠実に、自分に心地の良いペースで、今に集中して生きること、豊かさとは人を信頼することなど学びました。

「世界全体が終わってしまうという危機感」を二十歳になる前から感じていた星川淳さん。その感受性に驚くとともに、スピリチュアリティとは自然であり、身近な当たり前な生き方であること、昔のことは参考にはなるが今通用するとは限らないこと、「緻密な分析、理性、行動」と「スピリチュアリティ」は車の両輪で、これらをバランスさせることの重要性、頑張ると余計におかしくなること、涙を大切にすることの大切さ、つまり「目に涙がなければ、魂の虹は見えない」という言葉をなど学びました。

これまで50冊ものスピリチュアリティに関する本を翻訳した山川亜希子さんからは、国も、アプローチも違えど、すべて言っていることが同じであり、それが「自分=魂の存在=宇宙自身=人間という形をとったスピリチュアルな存在」であること、スピリチュアリティとは本当に自分自身でありきること、平和との関連で言えば、必要であれば勇気を持って闘うこと、摩擦を恐れずに進むこと、そして何よりも謝ることの大切さ、そして、毎日が忙しく、余裕がない中で、スピリチュアルに生きるために、深呼吸を一日3回すること、空を見上げることなどを学びました。

1部、2部のパネルディスカッションを受けて、第3部では今活躍中のキーパーソンによるショート・スピーチと会場のみなさんからの質問、コメント、意見表明。会場中から次々と手が挙がり、それぞれの想いを会場全体で共有しました。

そして、3部の終わりは瞑想と歌。パネリストの山川さんによる心地よい瞑想で、今日の一日を振り返り、心に残った場面や言葉を思い出し、平和をイメージしました。そして、和水さんの心のこもった歌で感動的にシンポジウムを終えていきました。

このすべての場面での熱気、想いの共有、共鳴こそ、山川さんの言われる「ワンネス」だったのかもしれません。懇親会にもほとんどのパネリストも含めておよそ50名の方が参加し、いつまでたっても熱気が冷めやらない素晴らしいシンポジウムでした。

これもそれも、シンポジウムにご協力してくださったみなさんのおかげです。挙げる名前が多すぎて一人ひとりのお名前を記すことはできませんが、みなさん本当にありがとうございました。特に裏方でシンポジウムを支えてくださったスタッフのみなさん、本当にありがとうございました!

感謝を込めて
上村 雄彦

05112720(43)

第1部のパネリストに出席しました稲垣久和です。

私も島薗先生とまったく同じ感想で、皆様から多くの学びと示唆を頂きました。関係者の方々に厚くお礼申し上げます。
さてその上で二つのことを特に私自身の今後の課題としてメモ的にしたためておこうと思いました。時間がないので本当にメモになってしまいますが。
1.スピリチュアリテイと平和が深く関係する分野であることが実感できたと同時に、この平和が内面的平和にやや傾斜していたのではなかっただろうか、という疑問です。
もちろん内面的平和がなければ外面的平和もないしそのような平和は意味あるものとも思えないのですが、少なくとも近代以降は、いや核兵器出現以降は、「戦争をしない」という意味での外面的平和をいかに形成するかが市民レベルでも大きな課題となってきていたはずでした。
したがってMLでも多くの方が市民としての政治参加がどのようにしてできるのかを盛んに議論していました。今回は、あえてこの面をセーブしたのか、この政治参加のレベルの平和運動の面がうまくスピリチュアリテイと絡み合っていなかったように思いました。私の事例で出した「マーテイン・ルーサー・キング」はこの点で内と外の平和運動が調和した典型的な例だったのですが(きくちゆみさんはコメントして下さいましたが)。

2.それと関係してスピリチュアリテイが公(=国家、政府)と結びつくことの危険性もたびたび申し上げたのですが、そしてそれが今、私たちの目の前に首相や閣僚の靖国参拝として存在しているのだということも申し上げたのですがあまり関心にはならなかったようでした。
これはあとで懇親会のときにお話していて気がついたのですが、靖国参拝問題は政治問題であってスピリチュアリテイとは直接関係ないと皆が受け取っているということのようでした。
もちろんこの問題は複雑で歴史認識や過去の戦争の評価にも関係してはいるのですが、しかしそれにしてもこの問題はスピリチュアリテイと平和(戦争)に深く関係しているというのが私の認識でありましたから。

3.フロアーからの質問者(イソップ氏?)から「自分たちとは全く異なるスピリチュアリテイを持った人々がいるときはどうなのか」と問いただされ、これが必ずしも親密でない他者との共存を求める公共哲学の本来の課題である、と思った次第です。私の答えは「対話するしかない、そうでなければ暴力になる」というものでしたが、上の2はこれとも関係しているようです。

ということでこんなことが私自身の課題として残されました。
感想とお礼まで、ありがとうございました。

<追記>
川西様
下記の点、まったく同感です。
「日本で受け入れられるスピリチュアリティーは心の平和であって、あまり社会性がありません。
それが癒しになってしまう一因でもあると私は思います。
宗教にしても同じで、心に平穏をもたらすものだと思われているんですね。
だから、「社会に向かう宗教」というのはなかなか理解されません。
心と社会との間に大きな壁があるのです。
内面の世界が閉じているんですよ。
これをどう乗り越えて「友愛」に向かうかが、これからの課題ですね。
一つには、スピリチュアリティーの中で言葉をもっと重視していくこと
ではないでしょうか。」

今後の課題は「社会に向かうスピリチュアリテイ」ということになるでしょう。もちろんこれが愛国心にならないように細心の注意が必要ですが。ムードで押し流されていくと怖いのです。だからやはり「言葉、対話」であり、自立した自我からの批判的社会参加ということになるでしょう。
批判的社会参加とはいっても、ここで大切なのが自分と異質な他者を受けいれ連帯を育む「友愛」です。これがフランス革命の自由(liberte),平等(egalite)と並ぶ fraternite とは異なるところなのです。
fraternite は語源からしても「友愛」というよりも「同胞愛」であり、これが強烈な同化作用をもった愛国心につながってしまった理由です。ここでの友愛は「隣人愛」「慈悲の心」「仁の心」のことであり、どうしてもスピリチュアリテイから湧き上がってくる国境、宗教を超える人間の人間らしさだと思う次第です。
これがフランス革命型とは異なる今日の21世紀型の市民社会の大きな課題でしょう。そういう意味でシンポでは日本人、ヤマトンチュ―以外の米国、オランダの方がたからも発言があったのは実に素晴らしいことでした!
今後に持続可能な平和運動になることを大いに期待します。

≫当日のレジュメ

「スピリチュアリティと平和~こころと世界をつなぐムーブメント」
地球平和公共ネットワーク・シンポジウム 来場者アンケート結果
 回答数:66 (集計:太田光征)

1.この催しを何でお知りになりましたか?
 ML          14
 個人メール      9
 チラシ         7
 新聞          1
 雑誌          0
 くちコミ        21
 その他        17
 無回答         0

2.ふだん、「スピリチュアリティ」と「平和」のどちらに関心がありますか?
 スピリチュアリティ  7
 平和          7
 両方         49
 無回答         3

3.今日のシンポはいかがでしたか?
 とても良かった    28
 良かった       28
 まあまあ        3
 普通          1
 良くなかった      0
 無回答         6

4.平和な世界を実現していくために、これから何をしていくことが必要だと思いますか?(複数回答可)
 まずは個人の平和を実現すること          49
 一人一人が身近なところから平和を訴えること  43
 広く市民に呼びかけること               25
 政治を変えること                    30
 その他                           8
 無回答                           0

5. (スピリチュアルな)平和活動について具体的なアイディアや活動経験はございませんか? 今日のシンポについての一般的なご意見、ご感想もどうぞ!

・今日は色々な方のお話を聞けて勉強になりました。ありがとうございました。楽しかったです。
 私たち人間は目に見えない世界中の人々の力や支えによって生かされ、宇宙の大自然の恩恵によって生かされていることを感謝して謙虚に生きてゆけたらと思います。
 感性を研ぎ澄まして真理を見極めてゆけたらと思います。
 今の日本は便利で豊かで有難いけど、少し過剰すぎる気がします。早く世界中の人々が平穏に暮らせるようになりますように・・・。ありがとうございました。

・大豆を大地にまき、座禅をやっております。また現在、団体で代表をしながら、多くの人に「気づき」と「キッカケ」の種まきをさせていただいています。
 人の心にまく種、自分のパートナーにまく種、大地にまく種、このバランスが取れるようになれば、豊かで平和な世界ができると確信しています。本日はアリガトウ。

・祈り

・牧師さん、イスラムのイマーム、妙本寺の方たちの話を中心に(宗教者)した会も、そのうちやっていただけたらと思います。ありがとうございました。

・続けてゆくことだと思います。この流れは大切なものだと感じます。素敵な人にお会いしました。こうした交流がまず大切だと思いました。

・(質問4について)できることはおしまず実行する。現在、人口64億人、21世紀半ばには80億人と予想されている。過剰な飲食は、現在飢餓にさらされている10億以上の人の食糧を奪っていることにどう気づいてもらうか?

・“意志表示”すること。すべてに“感謝”すること。

・平和を訴える音楽祭をしたい!ビデオ、DVD、上映会やトークを広げてゆこう!

・公共哲学という学問の分野で確立されることを願っています。

・私自身は、「戦わない殺さないゲーム」をつくる制作プロダクションを2001年会社として設立し、植林オンラインゲーム(ゲーム課金でプレーヤーが毎月1本ずつリアルな地球に木を植えることができる)を現在、PC版と携帯版で企画制作、運営しています。今年7月よりこの植林オンラインゲームと衛星画像ソフト(Google Earth)が連携した「植林ゲーム@Earthプロジェクト」を「愛地球博」より始動しました。来年のアースデイ2006に照準を合わせて、世界の人が「緑、ツナガル。」(アースデイ東京、グランドテーマ)植物のネットワークのようにつながりあうのを衛星画像で眺めるプロジェクトです。

・一人一人の意見を尊重する姿勢が貫かれて良かった。世代を超え国境を民族を越えてという佐藤美知子師の教えをよく守っておられるように感じ嬉しかった。小林先生ガンバッテください。

・草の根でペイ・フォワード式に啓蒙で∞に拡げてゆく。
 私自身はプロテスタントのクリスチャンですが、松浦悟郎先生のピース9の会で、カトリックキリスト教からすべての宗派・宗教・霊的活動のメンバー層へと広げていくよう動きをつくる。
 違う宗教同士で戦いあう宗教戦争の時代は終わった。21世紀は更なる霊的成長の時代であると思います。
 精神世界、宗教界の和解と一致協力、平和運動の大きなムーヴメントをつくること、世に公表すること、これのみが危機的状況を打開する唯一の道だと思います。理論から実践。
 その理由。機会を見つけては平和つくりの行動をしているが、同じ宗派の人にほとんど出会わないのに空疎感を覚えている。サマリア人の教えを体現する人が僅少である。
 「こころの授業」にこの公共哲学を取り入れるように、(今ちょっと「?」だけど)河合隼雄氏などを味方につける。
 ブッシュはクリスチャンじゃないと思います。キリスト教のことを何も分かっていない!逆証していると思う。

・本日はありがとうございました。自分自身の平和が家族の平和、周りの人の平和、すべての平和につながっていくと思います。

・自然農法を多くの方々と、モニター制度でやっています。最近は海外にも進出していっています。

・広く開かれたシンポをやっていくと、議論が広がっていくと思う。方向性をまとめなくてよいと思う。ただ、考え始めた個人に、情報と議論の場があれば、かなり有効だと思います。ありがとうございました。

・共感、共歓を得、大きな波となると確信しました。

・正直なところあまり期待していなかったが、参加してとてもよかった。そしてなにか幸せな気分にさせられたような気がした。これからも来年と言わず、月1程度、小規模でも企画してもらいたい。

・公共性というところが大切だと思った。社会という仕組みは、人と人が信頼しあってなければ、生きていけないのに、今は、その根本がくずれているので、これでは気持ちよく生きていけない。社会はつくづく信頼だと思ってます。

・平和学会理事・編集委員長になりました。次号の学会誌は『スピリチュアリティと平和』というタイトルで本を出したいと思います。皆様、ありがとうございました。

・一体感が感じられてすごくよかったです。

・すごく素敵な方のお話が聞けてすごくよかったです。また参加したいです。

・Peace Walk !

・自宅から会場へ全員で自転車(徒歩)で集合する(物質に頼らない)。
公共・・・公と公共の違いが素人平民には分かりません。広共という言葉はいいと思います。
霊性・・・精神性という言葉がよいと思います。
広共精神、広共意識。
 お金の取り合いの時代→時間泥棒。現代は個人の時間を奪われている。生命の大事さ。自然や他者、霊や魂、感じること、交流すること。知識だけでは、見えるものだけが全てではない。氷山の一角。水面下に気づくこと。

・現代の日本のマスコミ状況では、我々が置かれている本当の世界(沖縄やイラクなど)が分からない。真のジャーナリズムが必要。
 スピリチュアルとか公共的霊性とかいう言葉は、学者や研究者にとっては正確な認識を共有するために必要なのでしょう。でも平和への結集を目指す、というなら、その働きかけの対象として、普通の人々、あるいは森???さんの言う中産階級未満な私にはちょっと抵抗があります。

・感謝!

・モバイルのサイトを充実させる。

・行動に「平和」というお題目を立てることにはあまり賛成できません。目的がそれだととてもあいまいすぎます。むしろ行動するなら、具体的な事柄の実践を自分がすること、その理由をはっきり自分で保つこと。その行動する姿を周囲にPRしていくこと(押しつけ、啓蒙ではなく、「事実」を伝えて、相手にも考えてもらい、判断してもらう、その働きかけを続けていくこと)が大切であり、必要であり、有効であると思います。
 今日はありがとうございました。感想を述べさせてください。畜産動物の悲しい現状を知って、ベジタリアンになり、その後植物の殺傷も回避したいという理由でフルータリアン(実物野菜のみ食べる、自宅のみで、外食はベジタリアンです)に移行しました。生命に対する冒涜を避けたいと考えています。ゆえに自分で愛情をこめて育て、殺し、解体した肉については賛成という立場です。
 南北経済格差(児童労働や最貧国の債務問題、搾取的労働)、資本主義の行き詰まり、すべて生命に対する冒涜であり、その「現状」に対する無関心もしくはあきらめが根本原因であると考えています。
 スピリチュアルというととかく自分の内部に埋没してしまって、行動化につながらないという傾向があると思いますが、それはおそらく、本当の現実、自分がいま目の前にしているものが、どのようなプロセスで、どのような背景でここにあるのか、という現実(事実)を知らないし、知ったとしても代替の行動を知識として得られないことが大きいと思われます。
 代替知識で持って無関心、あきらめを打破していくこと、そしてそのバックボーンとして、自分の中にすべての生命への共感をもつこと(スピリチュアル)をガッチリキープすること、それが将来へつながる唯一の道ではないでしょうか。
 ちなみに、牛が一生に食べる穀物を飢えている国に送ることは可能なはずです。自分が肉を食べるときに、それが最貧国の子供たちを飢え死にさせているという自覚を、すべての肉を食べている先進国の人が持てるかどうか、自分のしている行動をそれで再考できるかどうか、スピでそれは可能と考えています。

・活動の原点である「何かしなくては!」という想いは魂からくるものだと思います。自分自身のspiritual指数を高めるとその感受性も高くなりますね。(当時は気づきませんでしたが)過去に何度か、被害になったものや相手の心を強く感じ、その気持ちを行動へと移していました。spiritualを知ることによって、自分の「心の平和」を保ちながら、行動することが大切だということを知りました。今日はこんなにも素晴らしいゲストのお話を聞かせていただき感謝します。

・やはり平和運動が戦争をつくっているように思いました。

・変革につながるスピリチュアリティとは何か。癒しではなく、社会に向かうスピリチュアリティを模索しています。あと、パネラーも会場の発言者も必ず長く話すので、それを折り込んで、もう少し余裕のあるスケジュールを組んだほうがよかったと思う。

・頭のかたい一部。やわらかい二部。帰ろうかと思ったが、二部がよかった。そして三部が一番すてきだった。ありがとうございました。

・地域通貨等の積極的導入による地域の自立。

・平和を望んでいない人もいると思います。軍需産業とか。人は自由なので、今は平和は実現しないかもと思います。でもいつか全員が平和を望むときもくると思います。待つ。信頼して待つ。それ以外できないと思います。平和が実現してもまた変化すると思います。

・共生、愛と平和が大事ですね。沈黙せず、市民としていろいろな形で意志表示(発言など)することが大切だと思う。市民の一人一人はどう考えたらよいか、報道(マスコミ)の状況(出版物を含む)にも影響されつつ迷っているのです。「平和国家」の国是が挑戦にさらされているのです。

・個人の内面の安定に満足し、外へ、世界へと足を踏み出さずにいては、われわれはただの傍観者になってしまう。また、「運動」の内側にいると「個人というものは時として破壊されてしまう。スピリチュアルと平和が共存するためにまずこの差異について少し話し合えれば――。

・草の根的に小さい運動が広がれば・・・

・良丸さんと聖地巡礼で個人の平和の祈りをしています。

・皆で話し合う場を持つことは大切だと思った。あちこちで数多く場を持つこと。テレビ、ラジオの番組などでこういう会の様子を放送するというのもいいのではないでしょうか。

・静かになって自分を見つめる時を待つ。

・本当の平和とはどういうことなのかを個人が理解すること、そしてその平和に向かって一人一人が考え、行動することが必要。
 人間自身が自然の一部であることを実感するところから始まると思います。スピリチュアルを何かの言葉でくくることは難しいと思います。人間が一人一人気づきをもっていく。そしてそれを実行できるようにすることで平和につながるのでは。

・スピリチュアルとは基本的に一人一人の問題だと思います。自分と他人や自然は別のものだと思わず、つながっているということを理解すれば、人を傷つけたり、環境破壊にむすびつくような行動は自然にしなくなり、平和に結びついていきます。「言葉」で他の人を変えるのは難しいと思います。「生き方」で示すしかありません。従ってまず自分が変わり、毎日の生き方を通して、他の人に伝えてきたいと思います。

・スピリチュアルの道に入る人は何かに導かれて進み始めるのだと思います。ひとり一人がプロセスも異なるとは感じるのですが、このような機会を作り、ゆるやかな連携の場を続けるうちに何かが進んでいく気がしています。

・もう少し人を絞って時間をとったらどうでしょうか。比嘉さんのお話もっと聞きたかったです。

     ―――――――――――――――――――――――――――
    スピリチュアリティと平和
            ――こころと世界をつなぐムーブメント――

    地球平和公共ネットワーク・シンポジウム 2005 No.2
       ~ 東京平和映画祭 for youth 合同イベント ~
    ―――――――――――――――――――――――――――

環境、戦争・テロ、貧困など、社会の不安が高まる中で、スピリチュアリティに関心をもつ若い人が増えています
この流れを平和への希望に結びつけることはできないでしょうか?
さまざまな立場の研究者・実践者をお招きし、スピリチュアリティの意義を探ることで、新しい平和の動きを創っていきたいと思います

■日 時: 11月27日(日) 13:30~20:00

■会 場: 全国教育文化会館エデュカス東京 7階大会議室
       東京都千代田区2番地12-1 地図

 当日プログラム

 11・27シンポジウム(詳細)

 出演者プロフィール(詳細)

 シンポジウムに向けて(小林正弥)

 「スピリチュアリティと平和」

 前売りチケット

 プレスリリース

 フライヤーダウンロード

 ボランティアスタッフ募集

 chiheiko(地平公)とは?

 東京平和映画祭

11月27日(日)は、地球平和公共ネットワークの2005年2回目
のシンポジウムが開催されます。
スピリチュアルな1日を過ごしませんか?

今回は、映像を通して平和活動を続けている「東京平和映画祭」
との合同イベントです。
11月26日(土): 東京平和映画祭 for youth
 http://www.peacefilm.net/

■プログラム:
 13:00  開場  祈りの音楽
 13:30  第1部: 公共的霊性と地球的平和について
 15:50  第2部: 祈り/スピリチュアルな平和の実践について
 18:15  第3部: ショートスピーチ/来場者との対話/瞑想・歌
 20:00  終了

■会 場: 全国教育文化会館エデュカス東京 7階大会議室(200名)
       東京都千代田区2番地12-1 TEL:03-5210-3511
      地図 http://www.zenkyo.biz/map.html

■お問い合わせ: 地球平和公共ネットワーク
 TEL&FAX:043-290-3028
 E-mail:mailto:global_public_peace@hotmail.com

○小林正弥 『シンポジウムに向けて』
 http://global-public-peace.net/symposium-blog/?p=47
○当日プログラム: ダウンロードできます
 051127program3
○フライヤー: ダウンロードしてご利用ください
http://global-public-peace.net/symposium-blog/wp-content/uploads/2009/11/プレスリリース.pdf
○出演者プロフィールの詳細
 http://global-public-peace.net/symposium-blog/?p=56
○chiheiko(地平公)とは?
 http://global-public-peace.net/symposium-blog/?p=61

■問題意識「公共的霊性と地球的平和」

 小林正弥です。いよいよ11月27日のシンポジウムが近づいてきました。
 このシンポジウムは「スピリチュアリティと平和」というテーマで、おそらくこれまで類例のないものではないか、と自負しています。平和のシンポやスピリチュアリティのシンポはそれぞれ様々に行われていますが、この双方を本格的に論じたシンポがあったかどうか。

 しかし、平和運動が新しく人々を惹きつけて再生していくためには、このような観点が必要ですし、逆にスピリチュアリティに関心を持つ人々が本当に利他的な貢献を社会に行っていくためにはこのような問題意識が必要ではないか、と思うのです。実際、これまでの広報によって、「これこそ、本当に私が求めていたテーマだ」という人が現れてきています。このシンポを皮切りに、平和に向かって行動する人々、いわば「平和への使者」や「平和への志士」が続々と現れてくることを私は望んでいます。

 このシンポジウムに向けて、私達は8月以来、3回の研究会を重ねてきました。
 8月に「公共的霊性と地球的平和ーー新しい平和運動の構築に向けて」という報告を私が行い、シンポの基本的問題意識を説明しました。

まず、過去の平和運動の問題点を思想的に乗り越える必要性を指摘して、その1つの試みとして、私が主宰しているフィロソフィア第1回の内容を簡単に紹介しました。そして、スピリチュアリティの概念について、鈴木大拙から始まって近年の主要な考え方を紹介し、暫定的な定義を提起しました。「超越的・形而上的実在に基づく(その存在を含意する)世界の特性ないし人間の精神性・宗教性」というものです。

 そして、平和運動を再生させるためには、内面的平和と外面的平和との間で好循環を形成する必要があることを主張しました。シンポの副題「こころと世界をつなぐムーブメント」は、スタッフの間で相談して、これをわかりやすく表現したものです。

 さらに、「公共的霊性」という概念を提起しました。これは、「市民宗教」という概念を発展させたもので、公共哲学における「公(国家、政府)/公共(人々、民)」という区別を念頭に、霊性の概念と結びつけたものです。平和をはじめ政治的問題についても精神的・霊的観点が必要だからです。「公的霊性」が国家宗教を意味してしまうのに対し、「公共的霊性」は、人々の間で下から形成される霊性です。また、特定宗教を意味しないために、「宗教」ではなく「霊性」という言葉を用いました。

 国民国家を超えた「地球的平和」を実現するためには、靖国問題に見られるような「公的霊性」を避けて、「公共的霊性」に目を向ける必要があるのではないか。これが、シンポジウム第1部「公共的霊性と地球的平和」の問題意識です。

 でも、世の中には、「スピリチュアリティ(霊性)」という概念を聞くだけで、「怪しい」と危険視したり忌避する人もまだ数多く存在します。そして、そこには、それだけの問題点も事実存在します。そこで、スピリチュアリティのもたらすポジティブな側面に注目する一方で、そこに伏在する注意点についても予め自覚することが必要でしょう。

 具体的には、
●利己主義的呪術(原始時代から)
●国家宗教(古代からの公的霊性、国家神道、現在では靖国問題など)
●原理主義宗教(世界宗教にも見られるキリスト教・イスラーム原理主義など、
    「反テロ」世界戦争の思想的一因)
●カルト宗教(最近の全体主義的霊性、統一協会・オウム真理教事件など)
を挙げておきたいと思います。靖国問題などについては、次項でふれたいと思います。

 以上が、このシンポにおける私自身の基本的問題意識です。この研究会には、稲垣先生が来てくださり、靖国問題などについてコメントをしてくださいました。そこで、先月の研究会「神道と靖国問題」についても、稲垣先生に報告して頂くことが決まったわけです。

■事前研究会を踏まえて

 続いて、9月・10月と2回の平和公共哲学研究会を行いました。平和に向けてスピリチュアリティの重要性を語ると、現在与党に加わっている公明党の姿勢や、靖国問題がしばしば論点として指摘されます。そこで、この二つについて、学問的な観点を踏まえて議論する場を作りました。

 9月の研究会は、「スピリチュアリティと平和2-日蓮仏教の公共的展開」と題し、日蓮仏教に関する、戦前から現在に至る展開について、大谷栄一先生(南山宗教文化研究所)に「戦前期日本の日蓮仏教にみる戦争観」 という報告をして頂きました。市民からの報告や議論も行い、大いに盛り上がりました。創価学会も含めて考えると、日本における日蓮仏教の信者の数は極めて多いので、日蓮仏教について正面から議論することが重要だと思います。ここでは、日蓮仏教を公共的に展開するにあたって、様々な問題や課題が指摘されると共に、その意義やその経験から学ぶべき洞察も論じられました。

 10月の研究会は「スピリチュアリティと平和3-神道と靖国問題」というテーマで、鎌田東二先生(京都造形芸術大学)から「『日本的霊性』を問い直す」、また稲垣久和先生(東京基督教大学)から「宗教感情から霊性へ」というご報告を頂き、活発な議論を行いました。鎌田先生は鈴木大拙の「日本的霊性」の観念を批判しながら、神道におけるスピリチュアリティについて話されました。
 また、稲垣先生は、公共的霊性の観念を用いつつ、靖国問題について議論を提起されました。靖国神社は創立以来、「国家神道」との結びつきが深く、いわば「公的霊性」に相当することになります。これに対して、「公共的霊性」という観点から、単に靖国参拝を批判するだけではなく、それに代わる代替的国立施設を建設することがその解決策として提案されました。
 平和問題にとっては非常に重要な靖国問題について、神道のスピリチュアリティの観点からの議論と共に論じる機会はほとんどないので、この点でも貴重な研究会だったと思います。

 この双方の研究会は、平和公共哲学研究会としては、参加者数が最大規模のものとなり、関心の高さが感じられました。また、研究者も相当数参加しておられ、研究者と市民の双方が関わるこの研究会の性格が明確に現れていました。

 さて、これらの成果を踏まえて、いよいよ27日のシンポを迎えることになります。私の8月の報告やこれらの研究会を通じて、スピリチュアリティに関連する問題点や課題についてはかなり深く議論をしたと思います。そこで、シンポでは、これらの点を念頭に置きつつ、むしろスピリチュアリティが平和の実現に対して持つ積極的な意義や可能性に焦点を当てたいと思います。

■当日の構成と目的

 それでは、いよいよ当日の構成を説明します。チラシなどの説明をさらに詳しく述べてみます。
 特にオウム真理教事件以来、「スピリチュアリティ」という概念には、それだけで「怪しい」「危険だ」というイメージが多くの日本人に持たれるようになってしまっています。そこで、今回のシンポでは、このような状況を払拭して平和に対するその積極的意義を引き出すために、次のような3部構成を考えました。

●まず、第1部では、研究者が、相対的には客観的・理性的にこの問題を論じて、以上のような懸念を払拭し、スピリチュアリティの平和への意義を論じる。
●ついで、第2部で、実践者から、具体的に生き生きと、このテーマに対して語って頂く。
●最後に、第3部で、参加する市民から、この主題に寄せる思いや感想・要望などを積極的に語って頂く。

 まず、第1部「公共的霊性と地球的平和」では、研究者の観点から問題提起がなされます。稲垣先生はキリスト教の立場から、吉田先生は仏教の立場から、斉藤先生は新宗教の立場から話されますし、島薗先生は日本を代表する宗教学者で新霊性運動にも深い知見を持っておられます。特定宗教の立場に限定されて論じると、平和の実現には結び付きにくいので、このように様々な立場からの議論を展開することによって、内面的なスピリチュアリティが外面的な平和へと寄与する道が開かれることを期待しています。

 次に第2部「スピリチュアルな平和の実践」では、スピリチュアルな観点からの実践を行っておられる方々からの議論がなされます。26日の東京平和映画祭では「ホピの予言」が上映されるので、それに合わせて、星川淳、辰巳玲子の両氏にネイティブ・アメリカンの観点からの話をして頂きます。また、日本で同様の観点を持つ地域として、平和問題でも重要な沖縄が考えられますが、沖縄神人[カミンチュウ]巡礼を主催しておられる比嘉良丸氏に祈りや話しをして頂きます(順序は第2部の初め)。さらに、海外の近年のスピリチュアリティの紹介に大きな役割を果たされている山川亜希子氏に登場して語って頂きます。

 それぞれが異なったスタイルを持ちつつも、共通して、スピリチュアルな観点から、平和の実現に向けてのメッセージをいただけると期待しています。内面的平和と外面的平和、「こころと世界をつなぐムーブメント」というテーマは、この第2部でもっとも本格的に展開されるだろうと予想しています。

 第3部は、対話集会です。本ネットワークが企画している最近のシンポジウムでは、対話集会で極めて活発な議論がなされ、1つの特色となっています。特に今回は他に類例の少ない企画なので、これについての生き生きした意見が聞けるだろうと想像しています。皆様も積極的にご発言ください。

 また、この中で、小林一朗、鬼丸昌也、きくちゆみ、石橋行受、ベンジャミン・フルフォード(チラシ作成の後に来て頂くことになりました)の各氏にも短いスピーチをして頂きます。これらの方々は、新しい平和運動の波を代表しておられ、普段は平和運動の中身について話されています。今回は、その背景にあるスピリチュアルな発想について語って頂きたいと思っています。

 さらに、今回のテーマにふさわしく、スピリチュアルな、平和への祈りや瞑想や歌などをごく短時間行うことを予定しています。第2部のはじめに比嘉良丸氏から、また第3部の終わりに山川亜希子氏から行って頂くことを考えています(交渉中)ので、お楽しみに。地球平和公共ネットワークでは、「平和術(アート・オブ・ピース)」を提案していますが、「スピリチュアル・アート・オブ・ピース」をここから発展させていきたいと願っています。

 このシンポに期待されている皆様、それぞれの思いや願いを書かれたらいかがでしょうか。それを参考にして、なるべく周囲の人達に声を多くかけ、200人の会場を埋め尽くしましょう!

ダウンロードしてご利用ください!

 ・当日プログラム (84KB PDF形式)

※PDFファイルをご覧になるには、Adobe Readerが必要になります。
お持ちでない方は、アドビシステムズ社のホームページからインストーラをダウンロードしてください。Adobe Readerは、無料で配布され、ユーザ登録をするだけで自由に使うことができます。

「反テロ」世界戦争がなお継続し改憲の危機が迫る中で、平和な世界を実現するために必要なのは何でしょうか? かつての闘争的・暴力的な平和運動に対して「怖い」というイメージができてしまったのに対し、これからは、特に若い世代で関心の高いスピリチュアリティに関心を向け、スピリチュアルな非暴力的平和運動を新しく作っていく必要があると思われます。

外面的な平和を実現するためには、内面的な平和を実現することが必要であり、内面的な平和の達成は外面的な平和の実現へと寄与することが重要です。このような好循環を実現するためには、何が必要でしょうか?

宗教的・霊的運動の多くは平和の実現を希求していますが、これまでは現実の平和運動では必ずしも十分な注目がなされてはいないように思えます。他方、「反テロ」世界戦争では、宗教的原理主義などが戦争に加担しています。
 
そこで、これらの問題を考えるためには、平和のスピリチュアルなアートを開発すると共に、原理主義・靖国問題・宗教間対話など「宗教と政治」と関わる問題を考究する必要があります。そこで、様々な宗教的・霊的伝統に立脚する研究者と実践者とをお招きして、これらの点を議論しつつ、新しい平和運動のビジョンを提起したいと思っています。

平和運動に関わりながら内面性にも注目して運動を発展させたい方、またスピリチュアルな関心を持ちながら平和の実現にも関心を持たれる方、さらには平和の実現を希求される方の全てに、是非ご参加頂きたく存じます。

 小林 正弥(千葉大学教授、公共哲学センター長)