’10 1/24(日) 第27回 フィロソフィア開催
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第27回 フィロソフィア
「核廃絶への『スピリチュアリティと平和』――世界奉仕者への呼びかけ」
日時: 2010年1月24日(日) 13:30(開場13:00)〜19:45
※部分参加も可能で、時間は流動的です。
★プログラム★
☆開場(13:00)
☆第1部(13:30〜16:00 )
「世界奉仕者の新集団――アリス・ベイリーが伝える、組織なき奉仕者のグループ」
(講師:土方三羊)
●その役割
●創設の時代背景――外的と内的
●目標と理想
●メンバーに求められる必要条件
●活動方針と手法
●大いなる接近
●質疑応答
☆休憩(16:00〜16:15)
☆第2部(16:15〜17:15)
「『核廃絶』のために知っておきたいこと」(講師:山崎 久隆)
(1)原発は核武装のため
(2)核燃料サイクルは核兵器サイクル
(3)核武装阻止のために
☆休憩(17:15〜17:45)
☆第3部(17:45〜19:45)
「スピリチュアリティと平和2――核廃絶への大結集を」(講師:小林正弥)
(1)地球平和公共ネットワーク
(2)スピリチュアリティと平和
(3)友愛と核廃絶
地球平和公共ネットワークや昨年末の「友愛と核廃絶」シンポジウムに触れ
ながら、核廃絶のための大結集を提案します。
★趣旨★
フィロソフィアと地球平和公共ネットワークは、
昨年12月27日に「友愛と核廃絶――スピリチュアリティと平和2」
というシンポジウムを開催し、学者・政治家・スピリチュアリティの
実践者により密度の高い議論をしていただきました。
その場で、「核廃絶への大結集」という提案がなされたので、その可能性を
追求して以下のようなフィロソフィアを開催します。
第1部は、スピリチュアルな観点(神智学)から今日の世界の状況や
実践の意義について説明し、第2部・第3部では具体的な平和問題や核問題を
扱います。関心次第でいずれかだけに参加することも可能ですので、
よろしくご参集下さい。
★主催★
フィロソフィア
地球平和公共ネットワーク
スピリチュアルな世界の健全な発展を願う会
★会場★
東京工業大学 田町キャンパス内
『キャンパスイノベーションセンター(CIC東京)』
4Fラウンジ
※所在地 … 〒108-0023 東京都港区芝浦3-3-6
★アクセス★
☆JR線 田町駅 下車徒歩1分
または
☆都営線 三田駅 下車徒歩3分
★地図★
※下記のいずれかの地図でご確認ください。
☆東京工業大 田町キャンパス
http://www.titech.ac.jp/about/campus/t.html
☆キャンパスイノベーションセンター東京
http://www.isl.or.jp/campusinnovation.html
★参加費★
☆資料代 1,000円
☆公共活動割引 700円(対象:平和運動など公共的運動のスタッフの方)
☆学生割引 500円
※寄付など歓迎。
★講師プロフィール★
第1部 土方三羊(ひじかた さんよう)
1954年、東京生まれ。千葉大学工学部建築学科中退。
1982年頃より神智学、クリシュナムルティーの教え、ヴェーダンタ哲学など
に関心を持つ。
1984年にアリス・ベイリーの著書の翻訳書(『人間と太陽との得度(原題:
Initiation,Human and Solar)』仲里誠桔訳)に出会い、すべての原書を取り
寄せて読み進めながら、翻訳に着手する。
1990年、アリス・ベイリーの著書から抜粋編纂した『Ponder on this』の翻
訳書を『トランスヒマラヤ密教入門』という邦題で「たま出版」より出版(現在は
アルテより再版)。『同胞団』という同人誌に翻訳を投稿するかたわら、いくつかの
翻訳書を私家版として配布。
2001年、アリス・ベイリーの著書の翻訳書を専門に出版するAABライブラ
リーを『同胞団』への投稿者などと共に創設。現在までに、『イニシエーション 』、
『秘教瞑想に関する手紙』、『ホワイトマジック・上下』など、23冊の翻訳書を発行。
自著として、『アリス・ベイリー入門』と『アリス・ベイリーを読む』がアルテより
出版されている。
★内容★
まずは、前回のプレゼンテーションで述べたことを簡潔に要約した上で 、このような
グループが創設されるに至った時代背景を当時の世界情勢とエネルギー的な変化の
観点から説明します。そして、このグループに関するより具体的な事柄について解説し、
その主要な目的の一つであり、現在進められている「大いなる接近」、つまり世界に
おけるハイラーキーと人類の融合のプロセスについて述べたいと思います。
★講師プロフィール★
第2部 山崎 久隆(やまさき ひさたか)
「劣化ウラン研究会」代表、原子力と環境問題に取り組む「たんぽぽ舎」副代表、
インターネット上で結成した「TUP」(Translators United for Peace=平和をめざす
翻訳者たち)メンバー。
1980年代より核兵器と原子力開発に反対する運動に参加、1986年チェルノブイリ
原発事故以来日本でも同じような重大事故が迫っていると、原発の安全性問題を
中心に活動。合わせて湾岸戦争以来米英軍などが使った劣化ウラン兵器の影響を
調査し廃絶の取組に参加。
9.11以後世界が急激に平和を失う中で、イラク攻撃直前に、日本のメディアでは
全く伝えられない世界各地の情報を翻訳、公開するために作られたインターネット上
の市民団体TUPに参加。
共著書:『放射能兵器・劣化ウラン』(技術と人間)、『原発事故から身を守る』
(第一書林)、『原発の地震防災はどうなっているか』(たんぽぽ舎パンフレット)
『世界は変えられるI II』七つ森書館、『冬の兵士』岩波書店。
★内容★
民主党政権だからといって、あるいはオバマの核廃絶演説があるからといって
明日核兵器が無くなるわけではない。将来のニッポン核武装の可能性を今のうちに
「廃絶」する義務が私たちにはある。
1 原発は核武装のために
原子力開発は、日本では平和利用のために行われていると考えている人が多い。
非核自治体宣言の中には原子力の平和利用を謳っているところさえ有る。
しかし原子力開発はもともと核兵器開発のことであった。平和利用の原子力開発は、
莫大な開発費用を投じる必要があるため、民間資金を取り入れるための一種の
方便であった。
そんな原子力開発が、核武装と無縁に発展することは不可能である。
2 核燃料サイクルは核兵器サイクル
「核燃料サイクル」とは原発や高速増殖炉用の核燃料を製造し、使用済燃料を
再処理し、プルトニウムなどを取り出してさらに核燃料として再使用するサイクル(輪)
のことだが、これは核兵器用プルトニウムの生産システムそのものである。
核燃料サイクルに必要な技術や機器類を保有し、運営することが出来る国は
全て核武装国または潜在的核武装国となる。日本も例外ではない。
3 核武装阻止のために
原発を直ちにやめることが難しいとしても、将来の核武装は阻止できる。その
決め手となるターゲットは「もんじゅ」と「RETF・リサイクル機器試験施設」だ。
その実態は何かを明らかにしよう。
admin @ 12月 17, 2009