稲垣久和著『改憲問題とキリスト教』

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『改憲問題とキリスト教』
稲垣久和(著)
教文館、2014年2月、¥1,365(税込【内容詳細】

「国のかたち」である、憲法とはなにか?
国民を縛るものか、国家を縛るものか?

2013年末に特定秘密保護法が成立し、自民党は憲法改正に大きく動き出している。

本書では、現行憲法に具現している「人類普遍の原理」を公共哲学とキリスト教神学から積極的に活かす「活憲」を提案。今後国民的議論が予想される課題に対して、憲法の本来の役割を説き、「活憲」を考える。

【目次】

  • 第1章 「国のかたち」は世界観をあらわす(「普遍」から「特殊」へ;改憲草案に対抗できる世界観を持つ;現代日本の課題へ)
  • 第2章 市民社会形成とキリスト教(現行憲法と市民的公共性;「国家」による公共性の一元的回収;市民の側から立ち上がる公共性;日本での「公共性」の確立)
  • 第3章 現行憲法と人類普遍の原理(「社会契約論」と憲法;ルソーの人民主権論;一般意志論とその背理)
  • 第4章 「教会と国家の分離」と新たな宣教分野(憲法第八九条の考察;措置から契約へ―新しい公共;労働の意味―公共福祉へ)
  • 第5章 科学時代の宗教の役割(難民問題と天賦人権論;自我中心から実在中心への転換;仏凡一体、インマヌエルの原事実) )

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fm @ 6月 17, 2014

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