『不平等をめぐる戦争 グローバル税制は可能か?』(上村雄彦著)

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『不平等をめぐる戦争 グローバル税制は可能か?』

上村雄彦著

集英社新書

定価 740円+税

ISBN978-4-08-720852-8

日本でも横行する大企業、富裕層の合法的脱税!
パナマ文書で暴かれた圧倒的「不平等の構造」を崩す方法とは?

 名だたる大企業や著名人がタックス・ヘイブン(租税回避地)を利用して〝合法的〟脱税を行う実態を白日の下にさらした「パナマ文書」。それが示したのは、あまりにも不公平で一方的な富の収奪の世界だった。
諸国民の税により築かれたインフラを利用し巨額の利益をあげながら、ほとんど納税しない大企業や富裕層の存在。租税を回避する巨額の富に対していかにして課税できるか? グローバル税制の考え方と仕組み、そしてその可能性を示したのが本書である。環境問題から貧困問題まで、これらを一挙解決できる財源は、ここにある。」
■目次
はじめに
第1章 パナマ文書の衝撃
第2章 富の偏在を可視化すること
第3章 グローバル・タックスの可能性
第4章 グローバル・タックス実現のためのステップ
第5章 政治と現実を動かすために
第6章 グローバル・ガヴァナンス–EUの夢
おわりに 不平等と戦う人々

hn @ 10月 26, 2016

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