『プルトニウム消滅!脱原発の新思考』(森中定治著)

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本書では,世界の核廃絶と脱原発を一緒に行う新思考(具体的な方法)を明示します.殆どの人が知りませんが,人類は核弾頭をこの世から消滅させ得る現実的な技術をもっているのです.
でも本書は,それだけではありません.科学がどれほど進歩しても,人間は真実を知り得ないこと,つまり“無知”であることをモンシロチョウから見いださ れた科学的事実から例証します.そして,無知つまり真実を見出すことのできない人間にとって民主主義とは何なのか,どのようにより善い社会を築くのかを考 えます.
核廃絶,原発,エネルギーを題材にしてはいますが,生命(いのち)に関する生物学を原点にして公共哲学,経済学を統合した,人間のこれからの生き様につ いての非専門家による平易な哲学の書です.喫緊の原発の話題だけでなく,人類は今後どのように生きていくのか,その姿を見たい方,関心のある方は是非お読 みください.

一般書店では殆どおいてないのでご注文いただくか,インターネット書店か展望社(出版社)でご注文ください.

本書のご案内(展望社)
http://tembo-books.jp/books/books-242-9.html

【書名】プルトニウム消滅!脱原発の新思考
【著者】森中定治

【刊行】2012年6月22日
【頁数】238 pp.
【定価】本体価格1400円+税

【ISBN】978-4-88546-242-9

【目次】
本書に寄せて
小林正弥(千葉大学大学院人文社会科学研究科教授・地球環境福祉センター長),みちしるべ,まえがき

第一章 恐竜理論
K-T境界,恐竜理論,ネズミを捕るのに虎を飼う,現在の原発の致命的な欠点,プルトニウム・核廃棄物の処理方法を模索する

第二章 プルトニウム消滅!
古川和男氏との出会いと別れ,熔融塩原子炉(熔融塩炉)の特性,プルトニウム熔融塩とトリウム熔融塩,半分しか知らない原発,プルトニウム消滅!熔融塩炉の大きな目的,オバマ大統領のプラハ演説

第三章 エネルギーをどうするか
なぜ経済を考えるのか,お金とは何か?生命と富,収益と求心力,脱原発の新思考

第四章 公共の土俵に上げる
真実の色,公共の土俵に上げる,ポジション・トーク,科学と科学者,第一章から第四章までのまとめ

終章 環境なくして人間なし 人間なくして経済なし
人類の夢,人類の盾

あとがき
生命,そして人間の正義–最初の読者より 島田和子(株式会社JAIA代表取締役),引用・参考文献

プルトニウム消滅!―脱原発の新思考 (ゆにっとブックス)/小石川ユニット

fm @ 8月 17, 2012

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