第3回平和公共哲学研究会2004/05/29

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 第1回「平和への結集」シンポを受けて、この試みを現実化するために、

「『もう一つの世界は可能だ』――世界社会フォーラムから学ぶ――」を主題と

する研究会を開催致します。
 特に若い世代には、反グローバリズムという地球的視座の下に「もう一つの世

界」についてのポジティヴなヴィションを積極的に提示するという意見が多く存

在し、シンポでもそのような意見が述べられました。「平和への結集」では最低

限の合意点として、「1.『反テロ』世界戦争への反対、2.自衛隊イラク撤兵、

3.平和憲法の尊重」などを考えていますが、これに「もう一つの世界や日本の

希求」のような点も加えることを検討しています。また、「平和への結集」では

「メタ・ネットワーク」の発想を重視しており第1回平和公共哲学研究会で検討

しましたが、「世界社会フォーラム」でも《多様なネットワークによるひとつの

ネットワーク》が謳われており、共通点が存在します。


 そこで、ムンバイの世界社会フォーラムに行かれた小林一朗氏には、反グロー

バリズムとの関連で「戦争と経済」を、『もうひとつの世界は可能だ』の監修者

・加藤哲郎氏には、ネットワーク組織論を中心に語って頂きます。加藤氏は、イ

ンターネットの非戦の世界では、ネチズン・カレッジで著名です。



http://www.ff.iij4u.or.jp/~katote/Home.shtml


 これらを踏まえて、第3部では「平和への結集」の方法について、小林正弥が

問題提起を行い、広く皆様のご意見・ご要望を伺いたいと思っています。皆様、

よろしくご参集下さい。    


                        (文責:小林正弥)


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主題:「もう一つの世界は可能だ」――世界社会フォーラムから学ぶ――


報告者: 小林一朗(環境・サイエンスライター)

    「戦争と経済 ~近代の経済発展と戦争の関係 武力では持続可能な

           社会は創れない」

     加藤哲郎(一橋大学大学院社会学研究科教授)

    「運動としての世界社会フォーラム」


日時:5月29日(土) 13:45(13:20開場)~21:00


場所: 荻窪地域区民センター 第1・2集会室

   荻窪駅南口より徒歩12分

   地図はこちらです↓

http://www.yoyaku.city.suginami.tokyo.jp/HTML/0001.htm

http://www2.city.suginami.tokyo.jp/map/map.asp?home=H04890&t=1071735668052


プログラム(変更の可能性あり):

   司会:小林正弥

   第1部 13:45~14:45 小林一朗報告

       15:00~15:50 質疑     


   第2部 16:00~17:00 加藤哲郎報告

       17:10~18:00 質疑     


   第3部 18:45~20:30「平和への結集」問題提起(小林正弥):

      「平和のフォーラムかネットワークか連合か?――『もう一つの日本』への道」


資料費:一般 1000円、学生 500円


参考文献:『もうひとつの世界は可能だ』

   ~世界社会フォーラムとグローバル化への民衆のオルタナティブ~

    ウィリアム・F.フィッシャー  トーマス・ポニア編著

    加藤哲郎 監修  一橋大学大学院生グループ 訳

    日本経済評論社

   (帯から:もはや世界はひとつではない

        《多様な運動体によるひとつの運動》

        《多様なネットワークによるひとつのネットワーク》

   国際投機、福祉・環境、反戦、差別、暴力などさまざまな問題に世界の民

   衆が立ち上がった。)


注意事項:


・タイム・テーブルや終了時刻は、当日の議論の流れに即して変更する可能性が

  あります。

・なお、この研究会は、後日の公開のためにビデオなどで記録を取りますので、

  この旨予めご了承ください。


主催:地球平和公共ネットワーク

問い合わせ先:公共哲学センター public-philosophy@le.chiba-u.ac.jp

        電話/ファックス 043-290-3028


admin @ 5月 29, 2004

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